御 津 大 年 ・ 加 家 / 伊達綱
 本品は、「台場差し」を行う浜の宮天満宮型(下部を弧を描く
に巻いて取り付ける)のもので、浜の宮/宮地区が平成3年に
淡路/梶内で製作し平成9年迄使用、平成12年に加家地区が譲り
受け平成17年迄、同地区の屋台(宮の先々代屋台)に取り付けら
れていたもの。

 本品の寄贈の意義は、平成12年に同地区より姫路市書写の里・
美術工芸館へ寄託戴いた「房」、平成13年に富嶋神社/浜田
高津地区より同館へ寄託戴いた「二股伊達綱」と共に同一地区
のもので、伊達綱関連の変遷を研究する上で非常に貴重な物件で
あると共に、「播州屋台会館(仮称)」建設時の展示展開に大きな
要素と成り得る。【提案書にも記載】

 尚、写真は平成11年、姫路市書写の里・美術工芸館で開催され
た「播州祭り屋台−匠の技展」に、浜の宮/宮地区から出品戴い
た時のもの。