【8】平成17年第1回定例会
   平成17年3月8日

質問者:井上 和郎 市議
答弁者:大前 信也 企画局長

○(井上 和郎市議)(登壇)
 通告に基づき質問します。
 (中略)
 第2に、屋台会館の早期建設に向けた本格的な市民論議を本市として取り組むよう求めます。ご見解を伺います。既に播州屋台会館の早期建設署名簿が市長に提出されていますが、市民団体や多数の市民が活発な運動を展開しています。祭り、屋台文化を保存、継承してきた地域の心を、地域のエネルギーを結集し、市民が主役の新しいまちづくり、生涯現役のまちづくりを進める立場からも、市民団体と共同して、市民論議を行うべきではないでしょうか
 高山市では、文化財の保存継承の立場を鮮明に打ち出して、屋台会館を建設、同じく飛騨古川のまつり会館も、市費による建設です。その後の本市の調査状況などを聞かせてください。
(後略)

○(大前信也企画局長)(登壇)
 私からは、ご質問中、3番目の日本一の姫路の祭り・屋台文化を保存継承することについてのうち、2点目の屋台会館関連のご質問についてお答えいたします。
 屋台会館につきましては、昨年度10万人を超える署名をいただいたことを受けまして、調査研究を現在行っております。
 現在、人口規模等の類似する都市にある地方公共団体が設置した施設を中心にしまして調査中でございますが、年間利用者が数万人と少ないものが多く、展示内容の硬直化などの問題も抱えており、収支状況も含め、その多くが厳しい運営状況となっておるようでございます。
 これらの調査を踏まえますと、多くの利用者が見込めるか否か、建設場所や財源の確保、管理運営や展示方法はどのように行うのかなど多くの課題があると考えております。
 屋台会館が祭りや屋台文化の保存継承に一定の役割を果たすことは想定できますが、市が公共施設として建設することについては、多くの課題がありますので、調査資料を参考に、引き続き自主的にこの問題と取り組んでおられる関係団体などとの意見交換を行いながら、慎重に検討してまいりたいと考えております。よろしくご理解お願いいたします。

【屋保連見解】
 平成17年12月に続いての井上市議2度目の質問である。前回の質問と同様、市民論議を行うべきとの要旨であった。
対する大前局長の答弁も前回同様(前回は米田助役が答弁)の答弁に終始した。

 今後はもっと支援戴いている市議とのコミュニケーションを深め、もう少しタイミングを計って、時宜を得た質問となる様連携を強化して行きたい。