【11】平成19年第1回定例会
   平成19年3月6日

質問者:大脇 和代 市議
答弁者:石田 哲也 企画財政局長

(大脇和代市議)(登壇)

(前略)

 第2に、播州屋台会館の建設について質問します。
 既に10万9,442名の早期建設署名が石見市長に提出され、市民団体との協議も行われているとお聞きしています。姫路城の改修工事もあり、お城・たくみの資料とあわせ、屋台会館は検討の余地があると考えられます。
 屋台会館建設に対する基本的な考え方と協議の進捗状況、また、市民論議についてご所見をお聞かせください。

(後略)

○(石田哲也企画財政局長)(登壇)

(前略)

 次に、5番目の観光と新市まちづくり政策についてのうち、2点目の屋台会館についてでございますが、平成15年度に市民の皆様方から播州屋台会館早期建設について10万人を超えるご署名をいただいたことを受け、市ではこれまでに屋台会館の実現可能性について、他都市の類似施設の調査、研究等を行うとともに、建設に向けてさまざまな活動をされている市民団体と意見交換を行ってまいりました。その中で、建設費、運営費、来観者の確保、また、展示内容の硬直化等のさまざまな課題が浮かび上がってきているところでございます。
 そこで、今年度、市では課題整備の一つとして、屋台、だんじり等を所有する自治会に対し、貸し出し等が可能な展示品の有無等について、アンケート調査を実施し、その結果を踏まえ、現在市民団体と意見交換を続けているところでございます。
 市といたしましては、引き続きさまざまな課題整備を一つ一つ行うとともに、関係する市民団体との意見交換を十分に重ねてまいりたいと考えております。
 また、議員お尋ねの市民論議の必要性につきましては、このたびのアンケート結果におきましても、屋台会館の建設について、経済性等を考慮して慎重に検討すべきとのご意見も多数あったことも踏まえ、さまざまな機会を通じて、市民や観光客の皆様のご意見を聞きながら、幅広い視点から慎重に検討を進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。
 以上でございます。

(後略)

【屋保連見解】
 この質疑の後4月12日に、「斜め文字」部分の答弁 に対する"答え"として、当屋保連は「寄贈・寄託・貸出物件聴取調査結果からの考察」と云う形で答申し、行政から一定の評価を得ている事は、"課題の一つを解決" したに等しく、大きな前進と考えられる。