名 和 長 年 後 醍 醐 天 皇 御 迎 の 場
元弘3年(1333)閏2月、千種忠顕を供に、隠岐島より脱出し、伯耆の豪族・名和長年に迎えられた後醍醐天皇は、長年の弟・長重に背負われ上陸し、船上山に立て籠もる。そこへ隠岐の判官佐々木清綱が、三千の大軍にて攻め寄せるも、名和一族の奮戦によりこれを討ち破り、建武中興の火蓋を切った。