意匠:宇治川の先陣争い(赤地)
根井行親 佐々木高綱(生月)
梶原景季(磨墨) 畠山重忠
製 :大正末期〜昭和初期(1920年代)[推定]
作 :三代目絹常 小紫常三郎 或いは
四代目絹常 小紫雅康
地区:三木・大宮八幡宮/平田
「匠の技−播州祭り屋台刺しゅう展」記念写真集
『意を縫い技を織る』収録 |
本作品は赤地に刺繍が施され、額縁は黒とな
っている。赤地の高欄掛は平屋根型の蒲団屋根
型屋台に多く見られる。
図柄は御存知、源平合戦宇治川の先陣争い。
生月を駆る佐佐木高綱と磨墨に跨る梶原景季と
の争いは、知謀を働かせた高綱に軍配が上がっ
た。 |
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意匠:退治物四場面
源頼政鵺退治 坂田金時鯉退治
隠岐次郎左衛門鷲退治 加藤清正虎退治
製 :昭和初期〜中期(1930〜50年代)[推定]
作 :四代目絹常 小紫雅康
地区:三木・岩壺神社/東條町
「匠の技−播州祭り屋台刺しゅう展」記念写真集
『意を縫い技を織る』収録
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退治物四場面は通常、龍・虎・鯉・鷲退治が
描かれる場合が多いが、本作品は龍退治の代わ
りに鵺退治が描かれている。
退治物に描かれる龍・虎・鯉・鷲は神聖な動
物とされる反面、自然災害を引き起こす悪霊と
も見立てられ、空中・地上・水中・地中の悪霊
を退治する事により、災害を鎮めるという願い
を込めて作られたと云われている。 |
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意匠:妻鹿に縁りのある武将
赤松政則 妻鹿孫三郎
黒田職隆・孝高父子 母里太兵衛
製 :平成10年(1998)
作 :川村雅美
地区:灘・松原八幡神社/妻鹿 |
赤松政則:播磨・美作・備前の三国の守護山名政豊と播磨各地で死
闘を繰り返し、ついに政豊を但馬に撤退させた武将。
妻鹿孫三郎:赤松円心が大塔宮の令旨を基に、与力を催した時に馳
せ参じた武将。薩摩氏長の子孫で元弘のころ武者修業をして国内を
巡り播磨国に来て赤松氏に属した。
黒田職隆・孝高父子:父・職隆は御着城主の小寺政職に仕え、数々
の武勲を立てた後に小寺姓を与えられ、播磨の姫路城の城代になっ
た。息・孝高は言わずと知れた羽柴秀吉の知謀の軍師黒田官兵衛。
母里太兵衛:黒田孝高・その子黒田長政に仕えた、槍術に優れた剛
力の勇将。黒田節に謡われる名槍・日本号を福島正則から呑み獲っ
た逸話で有名。 |
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