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意匠:千成瓢箪
製 :明治33年(1900)
作 :藤原寳満(齋藤政太郎)
材 :全木製
技法:漆塗・箔押
地区:灘・松原八幡神社/東山 |
本紋以前は菊紋であったが、皇室の御稜威
を憚り改めた。
豊臣秀吉の馬印に因み12の瓢箪を菊花弁に
見立て、何とか菊紋を残したいと云う地区神
役人の知恵が垣間見られる。
又そこには、その昔彼等を追放した憎き秀吉
を崇め奉るかの様に見せ掛けて、その実それ
を隠れ蓑に菊紋を偲ぶと云う反骨精神も併せ
見る事が出来る。
本紋は先代の紋で現在は地区で大切に保管さ
れている。対にになったもう一つの紋裏内ぐ
り底部に下記の墨書があり、大変貴重な文化
財である。 |
明治三十三年
九月吉祥日刻之
男衆命
大元尊神 村内長久
五帝龍王
細工人見野村斎藤政太郎
藤原寳満 花押 |
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意匠:龍(阿形)
材 :銅
技法:金メッキ・銀メッキ
地区:網干・魚吹八幡神社/丁
「匠の技−播州祭り屋台錺金具展」記念写真集
『意を打ち技を鏨る』収録 |
龍紋の起こりは、数多くあった菊紋に様々
な意匠が凝らされる様になった事に始まるの
ではないかと云われている。
その工夫の部位が菊紋の芯位置であり、そ
こに、本来八幡宮の旗印であった龍をあしら
い、やがてその龍それそのものがクローズア
ップされ、龍紋に進化して行ったと考えられ
ている。
本品は龍頭まで金具製であり、極めて珍し
い作品である。 |
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意匠:鯛(阿形)
特徴:菊座
材 :銅(鯛:木製)
技法:金メッキ・銀メッキ/鯛:箔押
地区:網干・魚吹八幡神社/田井
「匠の技−播州祭り屋台錺金具展」記念写真集
『意を打ち技を鏨る』収録 |
初期製作は菊紋であったが、皇室の御稜威
を憚り且つ町名をもじり、鯛紋が誕生したと
云われている。
所謂菊紋の発展型の一例と思われる。従っ
て、現在も台座が菊の意匠となっている。 |