3.各広場別考察/(3)ーA 匠の広場/播州彫刻

展示アイテム 部位 蒐集種別 評価
寄贈 寄託 貸出
播州彫刻 露盤 1 2 15
狭間 4 8 92
正角 4 4 8
下絵 92 0 5
道具一式 1 0 0
2 0 0
脇棒持 2 0 0
蔵跳板 0 1 0
獅子咬 0 0 1
考     察
@露盤・狭間・正角共に寄贈・寄託回答には歴代松本義廣一門の作があり、今後、
 過去出展退役物件を始め、退役逸品の指名蒐集を進めれば、充分に常設展示展開
 が可能である。
A一方、貸出回答数も多く、オフシーズンには一門別展示も可能である。
B更に、現在弊会が調査・良質保存中の播州飾磨彫刻師・故堤義法師の下絵・鏨等
 の道具一式は、地域固有文化の情報発信面からもオリジナル(下絵⇔現物比較展
 示等)な展示展開が可能で貴重なアイテムと成り得る。
C加えて寄贈回答の中には、諸文献に掲載されている珍しい木製の紋、既寄贈・寄
 託物件の中には播州彫刻師秘法・返し眼工法を用いた屋台蔵跳板、脇棒受等があ
 り、バラエティに富んだ展示展開が充分に可能で有る。