[浦島(一枚鱗)]
[乙姫(龍)]                                   [浦島太郎(亀)]
作:初代 常蔵
製:明治3年(1870)
寸:80.0×453.0




所有:加西北条・住吉神社/東高室

玉手箱と扇とを持ち龍に乗った乙姫と、亀に乗った浦島の図が描かれている。

絹常の作品は、力強い武将の表情を得意とする中で、
本作品の浦島太郎の表情は穏やかであり、
御伽草子に出てくる姿そのものと云った感じが印象的である。