浜の宮天満宮・須加/水引幕
【図柄】蜀江
 上掲水引幕の二代後のものと推定され、昭和20年代半ばに製作され、平成11年(1999)迄使用されていたもの。
紺地に金糸で花柄を織り出した蜀江と呼ばれる模様を背景に、上下14列に連なる28頭の青龍・白龍が繻子織の技法で織り上げられている。
現代の刺繍幕の様な派手さはないが、現在では得難い逸品である。
 尚、この蜀江の図柄は、平成20年(2000)に製作された現在の水引幕に継承されている。