荒川神社・玉手/擬宝珠&露盤
平成27年5月23日【寄贈】

擬宝珠は、昭和21年に錺金具の名工「カナキ」木村円二郎により製作されたもので、伏鉢の隠れた部分の
上段には縦書き6行で「小野定次/佐太郎/政一/昭和二十一年/十月/奇進者」
下段には横書き3行で「細工人/姫路市/木村円二郎」
と、寄進者・製作年・職名など
が刻まれていた。

 また露盤は、二代目松本義廣の弟子である井上義照作
と伝えられるもので図柄は阿吽の龍。何れも平成21
年まで先代屋台に
付けられていた。

 本2件で平成11年以来、総計54件の寄贈・寄託となったが、擬宝珠は平松(棟一式)・中浜に次ぎ3件
目、露盤は前記2地区と礒に次ぎ4
件目。