播州飾磨彫刻師

三代目 黒田正勝

姫路市飾磨区宮十五

明治九年(1876)〜昭和六年(1931)


黒田一門は、幕末より、社寺彫刻及び他地域に於ける地車・太鼓台の彫刻を数多く手掛ける。
又、淡路島の彫刻師の育成にも努めた為、この一門の技は、現在も、淡路島及び岸和田に於いて受け継がれている。

三代目黒田正勝は、一年の大半を淡路島・岸和田等に出向き、地車彫刻等を手掛けた為、播州には作品はさほど多くない。
地元飾磨於いては、主に仏壇彫刻を刻む。
 


 
〔図:巴御前奮戦
〔製:大正初期〕
〔材:ヒノキ〕
〔寸: 200× 830× 260〕
〔所有:御津・大年神社/加家〕
〔祭礼日:10月9日・10日〕
 


 
〔図:布引四段目小桜責
〔製:大正初期〕
〔材:ヒノキ〕
〔寸: 200× 830× 260〕
〔所有:御津・大年神社/加家〕
〔祭礼日:10月9日・10日〕
 

      
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